超音波エコー検査やピロリ菌診療から高血圧症や高脂血症など生活習慣病の診療まで丁寧に診察。草津市で内科・消化器内科をお探しなら「なかの医院」へ。

滋賀県草津市平井1−15−26

診療時間:午前9時から12時/午後4時から7時木曜午後・土曜午後・日祝日・お盆・年末年始は休診

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院長日記

院長日記

2021年8月16日

開催に賛否両論あった東京オリンピックが終わりました。日本は史上最多の金メダル27個を含む58個のメダルを獲得しました。コロナ禍での開催、選手の皆様の頑張りに感動し、楽しませていただきました。

個人的に、特に印象に残った選手は、私が陸上競技をしていたこともありますが、メダリストではなく、陸上女子1500メートルに出場し8位入賞した田中希実選手と陸上男子3000メートル障害に出場し7位入賞した三浦龍司選手でした。この種目で日本人が入賞することは史上初でまさに偉業です。例えて言うと100メートルで決勝に進出するようなものと私は思います。ゴール直前に解説者が絶叫されていたことが印象的でした。

オリンピックが終了し、テレビ番組にはメダリストがゲスト出演され、大会中や普段の裏話などをされるのを聞くと、選手それぞれのまた違った一面が垣間見れて楽しいものです。

でも、本人たちは望まれないかもしれませんが、田中選手や三浦選手のような入賞者の方にももう少しスポットライトを当ててあげてほしいものです。

2020年12月31日

コロナ対策として換気が適切かどうかの目安にするために、CO2モニターを受付、待合室、診察室に設置しました。800ppm以下を目標に換気を行っています。窓などを開けて外気を取り込みます。これからのシーズン一層寒くなりますので、暖かくして来院してください。

本日の東京都のコロナ新規感染は1300人を超え過去最高になるようです。
滋賀県でも湖南周辺のコロナ対応病床はほぼ満床に近い状況の様です。
心穏やかに生活できる日はまだまだ先の様です。

2020年7月19日

巣立ちしたアオバズクのヒナ
~近所の公園にて~

当院では受診される患者さまには、マスクの着用をお願いしておりますが、お忘れの際は受付で差し上げております。
先日、マスクをお忘れになった患者様が数日後に来院され、お礼にと新しいマスクを置いて行かれました。
律儀な方で頭が下がる思いです。

当院では開院以来、主に院内処方でお薬などをお渡ししていましたが、本年9月(予定)から院外処方に変更になります。処方箋を発行しますので、調剤薬局でお薬などを受け取ってください。当初混乱されることもあろうかと思いますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

2020年7月5日

7月1日からレジ袋の削減に取り組んでいます。院内掲示を見られ、「レジ袋いりません。」と言っていただける患者様もちらほら。うれしい限りです。これからもご協力よろしくお願いいたします。

散歩の途中、親鳥のあとを鳴きながら追いかける幼鳥を発見。どうやらキビタキの幼鳥の様です。あどけない姿が微笑ましいです。

2020年6月28日

昨年撮影した石垣島のリュウキュウアカショウビン

本年7月1日から、プラスチックごみを削減するため全国でレジ袋が有料化されます。国連の報告によると「一人当たりの使い捨てプラスチックごみ発生量」で日本はアメリカ合衆国に次いで世界第2位だそうです。自然環境保護のためにも、良い取り組みのように思います。
有料化の対象は小売店ですので、当院のように院内処方でお薬をお渡しする場合は医療サービスの一環と見なされ、現状では有料化の対象外です。必要な方には、これまでのように無料で提供させたいただきますが、環境に配慮しご自身のカバンや袋~いわゆるマイバック~を持参いただくと幸いです。
今後も当院ではレジ袋の削減に取り組んでいきます。ご協力ください。

2020年6月14日

梅雨の晴れ間をねらって少しだけバードウォッチング。今年もアオバズクが飛来していました。営巣する樹洞を見張っているようで、毎年7月中旬にはヒナの巣立ちが見られます。楽しみです。

我が家にはアベノマスクも特別定額給付金の案内も届きましたが、コロナの不安は続きます。
みなさん体調管理には十分に気を付けて下さい。

2020年5月31日

5月最後の日曜日。近所の公園に夏鳥のキビタキが渡ってくる頃です。運動不足解消もかねて小雨降る中バードウォッチングに出かけてきました。
シジュウカラやエナガのさえずりの中、突然、透き通った綺麗なさえずり。息を潜めて近づくと新緑の中に美しいオスのキビタキを発見。
毎年見る光景ですが、自然界ではコロナ騒ぎなど関係なく時間が流れています。

2020年5月5日

新型コロナウイルス感染に関し緊急事態宣言が延長されました。予想されたこととはいえ心が晴れません。感染拡大の防止と社会経済活動の維持の両立に配慮した取り組みに段階的に移行していくとのことです。上手くいくように願いたいですが、一つの国だけがうまくいっても根本的な解決にはならないことは明白で、世界各国でこのウイルスに打ち勝たないと平穏な日々は訪れません。
タイ南部のリゾート地にジュゴンの大群が出現したり、世界最大級のウミガメ『オサガメ』の産卵が増加したりと、絶滅の危機の瀕する海洋生物の活発な活動がみられているそうです。新型コロナウイルスの感染拡大で観光客が減少し、ごみが減るなど自然環境が改善したことが影響しているとのことです。
人間至上主義、経済至上主義に対する自然界から人類への強いメッセージのような気がしてなりません。

2020年4月26日

新型コロナウイルスの飛沫感染予防のため4月中旬から受付カウンターにアクリル製のパーティションを設置しています。
患者様にご理解いただけるか心配でしたが、スーパーやコンビニでも同様の対策がなされていることもあり、すんなりと皆様に受け入れていただきました。
『事務員さんも感染したら大変やし、私たちも安心ですよ。』と患者様から言っていただけました。ありがたいお言葉で、スタッフ全員の励みになりました。

各地で見ごろを迎えていますが、今年も当院のハナミズキがきれいに咲きました。例年と同じ光景ですが、コロナ疲れを少しでも癒してくれます。

これから新緑の季節を迎え、秋には赤い実と紅葉が見られます。

2020年4月25日

今朝、イソヒヨドリの透き通った美しいさえずりで目覚めました。
イソヒヨドリはその名のとおり、磯~岩場の多い海岸地帯に生息する野鳥でしたが、近年は都市部・内陸部に進出しています。理由はよくわかっていないようです。
メス(右)は地味ですがオス(左)は鮮やかな青と茶色のコントラストが美しい野鳥です。
画像は以前に近所の公園で撮影したものです。最近は新型コロナウイルスの影響でバードウオッチングも自粛しています。

世界中に以前の生活が一日も早くおとずれます様に~幸せの青い鳥でした。

2020年4月8日

新型コロナウイルスが拡大してきています。感染を心配されて、患者様などから
「いつもの薬が欲しいのですが、今行っても大丈夫でしょうか?」
「かぜ気味なのですが、受診しても他の患者さんに迷惑をかけないでしょうか?」
と言った電話でのお問い合わせが増えています。

そこで、かぜ症状の患者様とそうでない患者様の接触を少なくし、皆さんに少しでも安心して受診していただけるように、下記のように受付時間を変更しました。

新型コロナウイルス院内感染予防のため、 4月 8日から一定期間(期間未定)診療受付時間を下記のように変更させていただきます。

ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力を宜しくお願いいたします。

午前診 (月・火・水・木・金・土)
9:00~11:00 原則かぜ症状などのない患者様
11:30~12:00 かぜ症状などの患者様
午後診 (月・火・水・金)
4:00~6:00 原則かぜ症状などのない患者様
6:30~7:00 かぜ症状などの患者様

※定期受診など、かぜ症状のない患者様は午前診は11時、午後診は6時までに受付を済ませてください。受付時間に間に合わないなどの時は、遠慮なくご相談ください。善処いたします。

※かぜ症状の患者様は完全予約制となります。ご自宅などから受診前に必ずお電話にて予約をお願いします。

※当初は上記のようにいかないなど混乱が予想されると思います。また、ご不便をおかけしますが宜しくお願いいたします。

2020年4月8日

ご来院のみなさまへ~かぜ症状などで受診されるときに~

現在、新型コロナウイルスが感染拡大しており、みなさまにも多大なストレスがかかっていることと思います。

当院でも、院内感染に注意し診療にあたっておりますが、少しでも院内感染の可能性を少なくするために、かぜ症状などで受診されるときにお願いがあります。

① 症状が軽いときは自宅療養してください。

② 症状が続くときは下記の「帰国者・ 接触者相談センター」に電話相談してください。

   草津保健所TEL080-2522-3054  滋賀県TEL080-2470-8042

③ いずれにせよ、当院に受診されるときは、ご自宅などから必ず電話連絡してください。

   なかの医院TEL077-566-5123

症状が軽いときは自宅療養して下さい。普通のかぜも新型コロナウイルス感染症も、症状から区別することは困難です。当院では新型コロナウイルス感染症の検査もできませんし、新型コロナウイルス感染症と診断することも、違うと診断することもできません。

また、新型コロナウイルス感染症の多くは、かぜのような軽い症状のまま軽快します。
一方で、症状がある時に受診すると、待合室などでの感染拡大につながります。

そのため、かぜのような症状が出ても、最初の数日間は受診をひかえ、自宅療養することがすすめられています。自宅療養中は、1日2回(朝と夜)体温を測り、体温と測った時間を記録してください。

受診を希望されるときは、絶対にいきなり医療機関に受診せずに、ご自宅などから必ず電話連絡してください。 

② 症状が4日以上(ご高齢の方、持病のある方、妊娠中の女性では2日程度以上)続いたら、「帰国者・ 接触者相談センター」へ電話相談してください。自宅療養を行うと、普通のかぜであれば、通常は3~4日で軽快してきます。

もし4日以上かぜの症状(発熱、咳、のどの痛みなど)が続いた場合、または4日未満でも呼吸が苦しくなる、強い倦怠感が出現するなど悪化する傾向がある場合は新型コロナウイルス感染症を疑う必要があります。

さらに、ご高齢の方、持病のある方、妊娠中の女性は、新型コロナウイルス感染症が悪化しやすくなります。これらの方は、かぜの症状が2日程度以上続いた時点で、新型コロナウイルス感染症に注意する必要があります。

一般の方は4日以上、ご高齢の方、持病のある方、妊娠中の女性は2日程度以上、かぜの症状が続いた場合に、「帰国者・接触者相談センター」に電話で相談してください。

待合室などで他の患者さんにうつさないようにするため、電話連絡なしで直接医療機関に受診することは絶対にやめてください。

受診の方法。「帰国者・接触者相談センター」に電話相談すると、担当者から行動歴、病状や持病の有無などを質問されます。その上で担当者が、受診が必要かどうか判断し、受診する場合は専門病院とかかりつけ医療機関のどちらがふさわしいかを判断します。担当者の判断と指示にしたがってください。

「帰国者・接触者相談センター」に電話相談された結果、当院に受診される場合は、ご自宅などから必ず事前に電話連絡してください。

上記は、令和2年4月8日の時点で作成したものです。今後、状況により変化する場合があります。

2020年2月16日

中国武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎がいよいよ日本国内で流行の兆しです。みなさん十分に気を付けて下さい。

特にコロナウイルスを心配される方は、いきなり医療機関に受診されずに、各都道府県庁や保健所に開設されている帰国者・接触者相談センターに電話で相談してください。よろしくお願いします。

地球温暖化の影響でしょうか。今年は冬鳥が少ないように思います。
よく見かけるメジロです。赤い木の実をくわえ一気に丸のみ。一瞬の早業で肉眼ではほとんど確認できません。口のサイズを考えると、人ならみかんを丸のみと言ったところでしょうか。
鳥類には食道に素のうと呼ばれる袋があり、ここに食物を貯めておけるそうです。

2019年12月10日

冬の足音が聞こえてきました。インフルエンザの患者さんも少しずつ来院されています。
皆さん健康管理には気を付けてください。
先日の日曜日、近所の公園で紅葉を見てきました。今年は色付きがいいように感じます。
多くの外国人が物珍し気に、紅葉をバックに記念撮影を楽しんでおられました。紅葉は世界中で見られるわけではないので、母国では紅葉が見られないのかも知れません。

同じ公園でバードウォッチング。途中、見慣れない鳥を発見。近くにおられたバードウォッチャーにお聞きすると、ニシオジロビタキとのこと。初めて見ました。比較的珍しい鳥のようです。翼を下げ、尾羽を立てている姿が微笑ましいです。

2019年10月6日

京都は嵯峨野の田園風景です。
稲わらと彼岸花に心が安らぎます。
脱穀のあとのもみ殻を燃やしているのでしょうか。あちこちで煙が立ちのぼっていました。
モズの高鳴きが聞こえる中、近くの小川では子供たちが、かわえびや小魚、ザリガニを捕まえていました。
大切にしたい懐かしい風景です。

南の国に渡っていく夏鳥のノビタキもたくさん見られました。田園が良く似合います。

2019年8月22日

チョウトンボ

京都の深泥池で見たチョウトンボです。
翅(はね)をヒラヒラさせて飛ぶさまが、和名の由来です。直線的に飛ぶ他のトンボと飛び方がまったく違います。
遠くから見ると翅は黒っぽく見えますが、近くで見ると、光の当たり方によって青紫色に輝いて見えます。とても美しいトンボです。さほど珍しいトンボでは有りませんが、関東地方では絶滅が危惧されています。

まだまだ暑い日が続きます。今年は当院でも熱中症の患者さんが多く、救急入院された方もおられます。
皆さん体調管理には十分気を付けてください。

2019年6月12日

夏鳥を求めて、時々出かける近隣の森林公園に出かけてきました。
曇り空で、暑くもなく様々な野鳥のさえずりが響き渡り、気分もリフレッシュできました。

ウグイス、コマドリと並んで日本三鳴鳥のオオルリが近くの梢で美しい声で、さえずっていました。濃い青と白のコントラストがとても美しい鳥です。

杉の木の高い枝を移動するサンコウチョウ。動きが早く撮影が難しいです。鳴き声が特徴的で『ツキ(月)ヒ(日)ホシ(星)ホイホイホイ』と聞こえるところから、三つの光、『三光鳥(サンコウチョウ)』と名付けられたそうです。青いアイリングが美しく、長い尾をひらひらさせて飛ぶオスの姿は、南国のイメージです。

アカショウビンやキビタキ、ツツドリやアオゲラなどのさえずりも聞こえ、十分満足でしたが、連れ合いが遠くの薄暗い所に、奇跡的にアカショウビンの姿を発見。手足が震えるほどの大興奮でした。アカショウビンは数が少ない貴重な野鳥で、めったにお目にかかれません。『きょろろろろ・・・きょろろろろ』とだんだん小さくなる独特の声でさえずります。

帰宅後のビールが最高に美味しかったことは言うまでもありません。(笑)

     オオルリ         サンコウチョウ       アカショウビン

2019年3月13日

アセビにウグイス

桜の開花はまだですが、春告鳥のウグイスのさえずりが聞こえるようになりました。
ウグイスの鳴き声には、いくつか種類があります。
地鳴き:『チャッ チャッ チャッ』と舌打ちをする様な秋冬の時期の鳴き声です。冬場には笹やぶなどの中で鳴くことが多いので、ウグイスの地鳴きのことを特に笹鳴きと言います。
さえずり:『ホーホケキョ』とよく耳にする鳴き声で、オスが繁殖期に出す声です。ホーホケキョに続いて、『ケキョケキョケキョケキョ・・・』とケキョの部分が多い鳴き方をする場合もあり、警戒しているときの鳴き方のようで、特に谷渡りと呼ばれます。
ぐぜり鳴き:地鳴きばかりしていたウグイスが春の繁殖期を迎え、上手に鳴くための練習をしている声です。『ホーホケ』で止まったり、『ケキョ』と最後だけ聞こえてきたりします。

ぐぜり鳴きを聞くと、『まだまだやなぁ~。早く上手になってお嫁さん探しや~』って思ってしまいます。

画像はアセビにとまったウグイスです。よく似合って調和する者同士のたとえとして、梅にウグイスと言うことわざが有りますが、ウグイスはなかなか梅の木にとまってくれません。

2019年3月10日

この冬、近くの公園で見たエゾビタキです。
通常エゾビタキは、夏に繁殖のためシベリア南部、サハリン、カムチャッカ半島南部などに北上し、冬に越冬のためフィリピン、ニューギニアなどに南下する鳥です。日本にはその途中に立ち寄るだけの旅鳥です。
よほど居心地が良かったのでしょうか、この一羽のエゾビタキは近くの公園で越冬中でした。人慣れしていて、近くに寄ってきてくれました。
旅鳥が日本に居座ってしまうことは決して珍しいことではないようですが、その理由は良くわかっていないようです。

2018年12月28日

昨年初めて見た湖北のオオワシに会いに行ってきました。昨年は木にとまっている姿しか観察できませんでしたが、今年は10分近く頭上を優雅に力強く飛翔する姿を観察できました。寒かったですが、あまりの美しさに我を忘れてシャッターを切りました。大自然の営みを間近に感じることができました。

周囲の田んぼでは、多くのコハクチョウも観察できました。様々なしぐさが何とも微笑ましいです。
当院がある草津市の湖岸にも毎年コハクチョウが飛来しますが、今日現在まだの様です。待ち遠しいです。

2018年10月17日

すっかり秋めいてきました。紅葉はまだ先ですが、近所の公園では渡り鳥がにぎやかです。
渡り鳥は、夏鳥、冬鳥、旅鳥に分類されています。

日本での繁殖を終え、日本より南の国で越冬のため渡っていく、夏鳥のキビタキ。
黄色と黒と白のコントラストがきれいで、雑木林などで発見すると、はっと息をのんでしまいます。

日本より北の国での繁殖を終え、日本で越冬のため渡ってきた、冬鳥のアトリ。
十数羽で木々を移動している姿を見たことは有りますが、数百羽から時には数十万羽以上の大群になることがあるらしいです。
この鳥を見ると、深まっていく秋を感じます。

日本より北の国での繁殖を終え、日本より南の国で越冬のため渡っていく、旅鳥のノゴマ。
旅鳥は繁殖地と越冬地の間を往復する途中に、日本で羽休めをしながら通過する鳥です。
(ただし、ノゴマは北海道でも繁殖するので、北海道では夏鳥になります。私の住む地域では繁殖しないので、旅鳥ということになります。ややこしくてごめんなさい。)
今回生まれて初めてノゴマを観察することができました。喉元の赤色がきれいで、英名はSiberian rubythroat(ルビー色の喉)と呼ばれます。比較的珍しい鳥です。

夏鳥、冬鳥、旅鳥が一度に見られ、季節の移ろいを感じます。

2018年9月26日

伊勢の港のミサゴ

今年は猛暑、酷暑が続き大変な夏でしたが、やっと過ごしやすくなりました。
6月から8月の平均気温は、西日本で平年比+1.1℃で統計開始以降の第2位、東日本では+1.7℃で統計開始以降、最も高かったそうです。
この猛暑で、2020年開催の真夏の東京オリンピック・パラリンピックの開催に懸念の声が多くあります。
その解決策として、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森元首相がサマータイムの導入を安倍晋三首相に導入を要請したことは皆さんご存知かと思います。
最近、体内時計の研究で名高い先生の講演を拝聴しました。サマータイムを導入すると、当然体内時計が狂い、人間の健康状態に多大な影響を与えるとのことで、学会を挙げて反対しているとのことでした。
サマータイムの導入で、健康に変調をきたす結果、心筋梗塞の患者や交通事故が増えたり、自殺者が増えたりするとの研究報告もあります。経済的損失も兆単位とも言われています。
サマータイムをすでに導入しているEUでさえ、その弊害から廃止の方向の様です。
オリンピック・パラリンピックは、4年に1度のビックイベントですから、成功裏に閉会式を迎えてほしいですが、サマータイムの導入で国民の健康を害するのはどうかと個人的には思います。
猛暑に対する妙案は浮かびませんが、私はサマータイムの導入に反対です。皆さんはどう思われますか・・・。

画像は伊勢の港町で見たミサゴです。空中の一点に羽ばたきながら留まり、獲物を見つけると急降下し、足を伸ばして獲物を捕えます。主に魚を捕食する鳥で、「空飛ぶ漁師」とも形容され、古くから「魚鷹(うおたか)」の異名を持っています。
英名は「オスプレイ」で、言うまでもなく、あの有名な軍用機の語源にもなっています。

2018年7月22日

今年も近所の公園にアオバズクが飛来。無事繁殖に成功し、4羽のヒナが巣立ちました。
毎年同じ場所で営巣するようで、久しぶりに友人に出会ったようで、嬉しいものです。
アオバズクをはじめ、渡り鳥は毎年同じ時期に、遠い国から迷うことなく日本に飛来します。そのメカニズムは解明されていませんが、不思議なものです。科学的にそのメカニズムを解明することも興味深いことですが、その事実だけでも、多くの子供たちに知ってもらいたいと切に思います。
このヒナたちも、しばらくすると東南アジア方面などに渡ります。

 4羽のヒナと2羽の親鳥    ヒナ(左)と親鳥(右)        ヒナ

2018年4月30日

医院の近くの、三大神社の『砂擦りの藤』(すなすりのふじ)です。花穂が長く、地面に届くほどに成長することがあり、このように呼ばれます。樹齢400年とも言われ、滋賀県の自然記念物に指定されています。ちょうど、『藤まつり』が開催されており、多くの人でにぎわっていました。薄紫色の花と新緑のコントラストが美しく、ほのかに甘い香りがします。

2018年3月17日

いつものバードウォッチングコースで、オオタカの捕食シーンに出くわしました。捕食されていたのはおそらくドバトです。周囲をあまり気にせずに一生懸命に食べていました。途中、横取りしようと近づいてきたカラスを蹴散らしていました。撮影しようと5~6mに接近しても、逃げようともせず、気にも留めない様子でした。初めて見る光景で、自然界の摂理、食物連鎖の上位に立つ猛禽類の風格を感じました。

2018年2月6日

梅の花が咲き始めました。春まだ遠いですが、少しずつ近づいでいます。寒空の中、凛と咲く梅の花を見ると心が洗われる感じがします。
散歩の途中比較的珍しい、ハチジョウツグミと出会いました。夏にシベリア北部で繁殖し、冬に多くは中国で越冬し、少数が日本に飛来し越冬します。
よく見るツグミの亜種とされ、ツグミと違って全体に淡い色調で美しいです。地面を少しづつ移動しながらエサを探し、立ち止まっては背筋を伸ばすさまはツグミと変わらず、人への警戒心も薄い鳥です。

インフルエンザが猛威をふるっています。みなさん、うがい、手洗い、せきエチケットを忘れずに。外出時にはマスクを付けましょう。

2018年1月8日

今日は成人の日でした。成人の日は、国民の祝日に関する法律では「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」ことが趣旨とされています。
あいにくの天気の中、スーツ姿の男性と振袖を着た女性がタクシーに乗り込み成人式の会場に向かわれていました。「おめでとう。がんばりや。」と心の中でエールを送りました。

年末年始に観察した野鳥です。どの野鳥も美しく、双眼鏡でしぐさを観察すると楽しいものです。今年も方々にバードウオッチング出かけたいですが、こう寒いと出不精になってしまいます。

     カワセミ         シジュウカラ          ヤマガラ

      モズ           ジョウビタキ         ルリビタキ

     アトリ           ビンズイ            アオジ

     トラツグミ          シロハラ          ユリカモメ

2018年1月3日

新年あけましておめでとうございます。
年末年始は比較的天候に恵まれましたが、今日は雪が舞い寒い一日でした。
この寒空の中、スズメたちが寒そうに枯れ枝に集まっていました。
何時もの場所ではジョウビタキ(オス)が残り少なくなったムラサキシキブ(コムラサキシキブ?)の実をついばんでいました。しばらくすると岩の上に降り、くぼみに溜まった水を飲んでいました。寒いためかジョウビタキも膨らんで見えます。灰色、黒色、白色、橙色のコントラストが美しい野鳥ですが、上品で渋さを感じます。羽に目立つ白斑があり、紋付鳥ともいわれます。
寒い季節はこれからです。みなさん体調に気を付けて下さい。

2017年12月30日

今年もあと2日となりました。あっという間の1年でした。
運動不足解消もかねて、今年は以前から興味のあったバードウオッチングを始めました。双眼鏡で見る鳥の姿は本当にきれいで素晴らしいです。野鳥やその背景の自然の美しさや大切さを再発見できた1年でした。

来年も皆様の健康管理に微力ながら努力してまいります。よろしくお願いいたします。

    オシドリ(オス)     ジョウビタキ(オス)    ジョウビタキ(メス)

     カワセミ           メジロ         ルリビタキ(オス)

2017年11月26日

長浜市湖北町の湖北野鳥センター/琵琶湖水鳥・湿地センターに行ってきました。初めて訪れたのですが、幸運にも、まさに今日オオワシの初飛来が確認されたとのこと。初めて見たその威風堂々とした姿に大感激でした。毎年一羽が飛来し、同じ個体か確認中だそうで、地元では有名なオオワシで『山本山のおばあちゃん』の愛称で呼ばれているそうです。極東地域だけに分布する貴重なワシで、国の天然記念物です。日本で最大の猛禽類で両翼を広げると220~250cmにもなります。オホーツク海沿岸、カムチャッカ半島、サハリン北部で繁殖し、この時期越冬のために北海道や北日本を中心に飛来します。山本山はオオワシの飛来地の南限だそうです。地球温暖化が進むと、もう飛来しないのではと心配です。貴重です。本当に貴重です。

2017年10月22日

京都市動物園で特別公開中のツシマヤマネコを見学してきました。今年の5月に同園で誕生したオスとメスの2頭です。イエネコとは違い野生的なかっこよさが漂っていました。ツシマヤマネコは長崎県の対馬だけに生息するヤマネコで、生活環境の変化や交通事故などさまざまな要因で生息数が減少しています。絶滅危惧種に指定される国の天然記念物です。個体数を増やすために国内に繁殖施設が9カ所あり、京都市動物園もその一つです。今回九州以外で初めての繁殖成功例とのことです。同じく絶滅危惧種のイリオモテヤマネコと共に大切にしたいものです。

2017年9月18日

世界文化遺産に登録されている、宇治の平等院に出かけてきました。阿弥陀堂、通称・鳳凰堂は、皆さんご存知のように10円硬貨の図柄としても有名です。関白藤原頼道によって創建されたのが1052年。1000年近くも前のことです。歴史を感じます。鳳凰堂の内部も見学してきました。写真撮影は出来ませんが、国宝の阿弥陀如来坐像と二重天蓋は圧巻で荘厳な雰囲気を漂わせていました。

宇治に向かう途中の川で、バードウオッチング。これまであまり見つけられなかったカワセミをじっくり観察できました。川面をじっと眺めているかと思うと、ねらいを定めて一気に水中にダイブし小魚をゲット。一瞬の出来事でした。生まれて初めて見る光景でした。

2017年8月27日

猛暑の中、涼をもとめて比叡山のガーデンミュージアム比叡に行ってきました。直射日光はやはり暑かったですが、日陰に入ると結構涼しく、天然のクーラーでした。色とりどりの花が咲き誇る中、チョウやトンボ、ハチなどが飛び回っていました。
今年は猛暑が続き、体調不良の患者さんが多いです。まだまだ暑い日が続きそうです。みなさん体調管理には十分に気を付けてください。

2017年7月23日

梅雨が明けました。京都御所でアオバズクを観察してきました。アオバズクは東南アジアからの渡り鳥で、青葉が芽生える季節に飛来することが名前の由来だそうです。
御所の中を移動しながら探していると、大木の周囲ですでに多くの人が観察中でした。
見上げると、巣立ちした幼鳥が仲良く枝に並んでいました。まだ産毛がたくさん残っていますが、眼光鋭く猛禽類の風格を漂わせていました。別の場所で営巣中の成鳥も観察できました。近年、巣作りに適した木の伐採や土地開発などの影響で個体数が減少しているそうです。滋賀県では希少種、京都府では準絶滅危惧種に指定されています。大切に見守りたいです。

2017年7月20日

古くは中山道の宿場町として栄えた米原市の醒井に、水中花『梅花藻』を見に行ってきました。平成の名水百選にも選ばれた『居醒の清水(いさめのしみず)』などを源流とする地蔵川の水中で、きれいな小さな花をいくつも咲かせていました。水温14℃前後の清流にしか育たず、全国でも生育場所が限られているそうです。梅雨の晴れ間で、少々蒸し暑かったですが、清流と初めて見た梅花藻にいやされました。

醒井から車で20分くらいのところに、昨年、生まれて初めてハッチョウトンボを観察した山室湿原があります。今年もハッチョウトンボに出会ってきました。やはり何度見てもその小ささに驚きます。世界一小さいとも言われます。今回はオスのほうが多く観察されました。全国的に数が減っており貴重なトンボです。絶滅しないように祈りたいものです。
暑かったですが、湿原のあちらこちらで、ウグイスのさえずりが心地よく聞こえました。

2017年7月9日

梅雨はもう少し続きそうです。ガクアジサイがきれいに咲いていました。よく見ると、最近あまり見かけなくなったカタツムリがいました。アジサイとカタツムリ、この季節の定番です。

ムラサキシキブの花が咲いていました。あまり目立ちませんがきれいな花です。秋には鮮やかな紫色の実をつけ、目を楽しませてくれます。

2017年7月2日

亀岡市のききょうの里に出かけてきました。たくさんのききょうが咲き誇っていました。つぼみは花びらどうしがぴったりつながり、紙風船のようにふくらんだ形をしていて、英語ではballoon flower と呼ばれます。つぼみは緑色から徐々に青紫色に変化し、裂けて星形の花を咲かせます。
ききょうの根にはサポニンが多く含まれ、去痰、咳止め、鎮痛などの効果があり生薬として利用されています。

2017年6月11日

ドライブの途中で見た、草津市の志那町に広がる黄金色の麦畑です。何の用途で栽培されているかわかりませんが、どこか、なつかしさを憶えます。上空には高く舞うヒバリがさえずっていました。

琵琶湖の内湖のひとつ柳平湖で見たカイツブリです。
琵琶湖は鳰の海(におのうみ)とも呼ばれますが、鳰とはこのカイツブリとのこと。恥かしながら知りませんでした。
カイツブリが滋賀県の県の鳥であることもうなずけます。

2017年5月14日

当院の近くにある葉山川などで野鳥観察をしてきました。ケリとヒクイナを初めて観察できました。ケリの親鳥は周囲を警戒しながら、ヒナをしっかり見守っている様子でした。ヒクイナはペアでしょうか。すぐに草陰に隠れてしまいました。

気温が上昇し暑い日が続きます。みなさん熱中症には十分にご注意ください。のどが渇く前にこまめに水分を取りましょう。

  ケリのヒナ(おそらく)       ケリ            ヒクイナ

     ヒバリ          セグロセキレイ         オオバン

2017年5月7日

ゴールデンウイークも今日が最終日。観光地に出向くパワーもなく、この連休中は最近始めたバードウオッチングを楽しみました。季節の変わり目、気温が上昇し鳥の数が少なくなったようですが、いろいろな鳥を観察できました。今日はカワセミを観察でき大興奮でした。カメラの設定を変えながらいろいろ撮影しましたが、鳥がじっとしてくれない上に、素人の私には難しくピンボケの写真が多いです。写真を眺めるのもいいですが、やはり双眼鏡でリアルタイムに観察するのが一番美しいです。

 マガモの親鳥(雌)とヒナ     カルガモのペア       獲物を狙うアオサギ

   桜とヒヨドリ          シジュウカラ      エサを探すヤマガラ

   セグロセキレイ         キセキレイ       水辺の宝石カワセミ

2017年4月23日

新緑の季節です。散歩の途中レンゲが咲いていました。以前は多くの田んぼで種をまいて緑肥とされていましたが、近頃ではあまり見かけなくなりました。
帰宅してから、野草図鑑で調べてみるとレンゲの正式な和名は、なんとゲンゲ(紫雲英)だそうです。幼少時から身近なレンゲがゲンゲとは驚きでした。花の形が蓮の華に似ていることからレンゲ(蓮華)と呼ばれるようになったそうです。

シャガもきれいに咲き誇っていました。黄色と薄紫色の斑点がありますが、これは昆虫に蜜のありかを教える標識になっているそうです。
この花を見るたびに、その色合いからウミウシを思い出すのは、磯遊びも好きな私だけでしょうか・・・。

2017年4月9日

~バードウオッチング事始め~
以前から興味のあったバードウオッチングを始めました。カメラ屋さんでバードウオッチング用の双眼鏡と高倍率のデジカメを購入し、近所の公園に出かけてきました。
普段見慣れている小鳥たちも双眼鏡で観察すると、はっとするほど綺麗です。
素早く動き回るので素人の私には、なかなか良い写真が撮れません。シャッターチャンスは一瞬です。
右下の写真は、詳しく調べると、ツグミではなくトラツグミでした。

        コゲラ                 ツグミ ➡ トラツグミ

2017年3月5日

今日は二十四節気の啓蟄でした。
大地が暖まり冬眠していた虫たちが、春の訪れを感じ、穴から出てくるころです。
まだまだ寒い時期ではありますが、雨が降るごとに気温が上がり暖かくなります。
近所の公園で穴から出てくる虫を探してみましたが、見つかりませんでした。虫たちが出てくるのは、最低気温が5℃を下回らなくなり、平均気温が10℃以上になってからだそうです。
 

2017年2月18日

今日は二十四節気の雨水でした。
降る雪が雨に変わり、雪解けが始まるころのことで、昔から農耕を始める時期の目安とされてきました。
春一番が吹き、うぐいすの鳴き声が聞こえ始めます。
この冬は雪が多かったように感じます。春はもうすぐです。

インフルエンザの患者さんも徐々に減りつつあります。今年は症状の軽いいわゆる、かくれインフルの方が多いように思います。みなさん健康管理に気を付けてください。

2017年1月29日

インフルエンザが猛威を振るっています。当院でも多くのインフルエンザの患者さんが受診されています。当院では、インフルエンザなど感染症が疑われる患者さんを一般の患者さんとは、できるだけ待合室を分けて診察していますが限界があります。
医療機関に受診される時は、かぜ症状以外での受診でもマスクの着用をおすすめします。
当院では、ご希望の方みなさんにマスクをお配りしていますので、受付に申し出てください。

蝋梅が見頃です。梅の花に見とれている旅行中のアメリカ人老夫婦に、蝋梅の良い香りを教えてあげると、すごく喜んでくれました。毎年良い香りを楽しませてくれます。

2017年1月16日

一昨日からの雪が医院の前にも結構積もりました。路面の凍結で、あちらこちらで車がスリップしていました。
さっそく、先週に購入しておいた新しいスコップで雪かき。一息ついたところで、水道の蛇口からお湯が出ないことが判明。ガス会社に連絡をしたところ、気温が上昇し凍結が解けるまで待つようにとの事。昼頃には復旧しましたが、普段当たり前に使っている物の有り難さを再認識させられました。

2017年1月15日

日本列島には数年に一度の強い寒気が流れ込み、久しぶりの大雪でした。悪天候の中、センター試験も行われ、交通機関の乱れから多少の混乱はあったようですが、受験生に影響が出ないように祈りたいです。

愛犬も雪遊びに大はしゃぎ。老犬でもあり、冷たくないのかと心配になりますが、飽きもせず走りまわっていました。

この悪天候の中、全国女子駅伝も行われ、滋賀県代表(ゼッケン番号は25)も精一杯の走りで頑張っていました。最終順位は26位でしたが、昨年の36位からは大きくジャンプアップでした。来年もさらに上位を目指してほしいです。

2017年1月4日

~明けましておめでとうございます~
例年より暖かい年末年始だったように思います。縁起の良い木として有名な、お正月の定番、南天が見頃です。その実は咳止めの効果があることでも有名です。

複雑な現代社会、病気などいろいろななん題が良い方にてんじるよう祈りたいものです。
 

2016年12月19日

今年も残すところ、あと10日余りとなりました。日々暗いニュースが多いですが、来年は笑顔の多い1年になることを祈りたいものです。

この12月4日で当院は10周年を迎えることができました。あっという間の歳月でしたが、これからも微力ながら、皆様の健康のために努力してまいります。今後ともよろしくお願いいたします。

ウイルス性の胃腸炎やインフルエンザが流行しています。みなさん手洗い、うがい、せきエチケットを忘れないよう気を付けてください。

2016年11月24日

美しい紅葉も終わりの時期となりました。紅葉は落葉広葉樹に見られる変化ですが、落葉樹は日本などの東アジアの沿岸部、欧州の一部、北米の東部などの限られた地域にしか存在せず、また日本には落葉樹の種類が他の国々の2倍くらいあるそうです。日本が世界でも有数の紅葉の美しい国の一つと言われるゆえんです。

ちなみに日本に落葉樹が多いのは、氷河期に他の地域では落葉樹の多くが死滅したらしいのですが、日本列島では起伏に富んだ地形などが幸いし、多くが生き延びたためらしいです。

最近では日本全国で山の手入れが行き届かなくなり、地球温暖化への影響やクマやイノシシなどが人里に現れるようになるなど、いろいろな問題が指摘されています。紅葉にも影響を及ぼすように聞きます。美しい日本、自然豊かな日本を守りたいものです。

2016年11月6日

左(内側)が主虹、右(外側)が副虹

珍しい二重の虹を見ました。英語ではダブルレインボーと言います。内側のはっきりした虹は主虹(しゅこう、しゅにじ)と呼ばれ、その外側に見られる薄っすらとした虹は副虹(ふくこう、ふくにじ)と呼ばれます。虹の七色が
   主虹は外側から内側赤色紫色へと変化
   副虹は内側から外側赤色紫色へと変化
します。なんでも虹を作る水滴の中で太陽光が主虹では1回、副虹では2回反射するために色の並びが逆になるとか。2回反射するので光が弱くなるため、副虹は主虹より薄く見えるそうです。物理は苦手なので、これ以上の説明はやめておきます(笑)。

ちなみに、この二重の虹は幸運の前兆とも言われています。
平穏な日々が続きますように祈りたいと思います。

2016年10月30日

かまつか(鎌柄)の木が実をつけていました。春には白い花をつけますが、この季節、秋のおとずれを感じる鮮やかな赤い実です。食べることができ、リンゴのような甘い味がします。ジャムや果実酒にする人もいるようです。木が堅く折れにくいので鎌の柄につかわれたことが名前の由来だそうです。

2016年10月23日

9月19日に紹介しました信楽焼きの作品が届きました。人生初めてのろくろ体験でしたが、我ながら上出来と自画自賛しています(笑)。焼きあがって、色がつくと、また違った印象です。かやくご飯など秋の味覚を楽しもうと思っています。

2016年10月9日

近くの公園にスダジイを拾いに行きました。スダジイは熟すと三つに裂ける殻斗(いわゆるドングリの帽子)が特徴的なドングリで、渋みがなく縄文時代にも食用にされていたようです。
我が家では、この季節の0円グルメです。今年は例年より少ない印象でした。

生でも食べることができますが、フライパンで数分乾煎りするだけでもっと美味しくいただけます。乾煎りすると殻が割れて、良い香りがしてきます。

中からは白い実が出てきます。甘味の少ない栗のような、ピーナッツのような素朴な味がします。
スダジイを食べると秋の訪れを感じます。

2016年9月19日

信楽までドライブに行ってきました。信楽といえば信楽焼き。前々から一度やってみたかった、ろくろを体験してきました。係の人の手ほどきを受け、いざスタート。緊張で手に力が入り過ぎて、なかなか上手く出来ませんでしたが、少しずつ慣れてきて、取り組むこと約1時間。あっという間でしたが、楽しいひと時でした。作品は焼いてもらって1か月後に届きます。さて出来栄えは…。

2016年9月11日

何十年ぶりかに国宝の銀閣寺に行ってきました。観光客の多くはやはり外国人でした。銀閣寺は室町幕府8代将軍足利義政が建立したお寺として有名です。3代将軍足利義満が建立した金閣寺に比べると質素な印象ですが、その控えめなところがとても味わい深いです。ちなみに金閣寺にはその名のとおり金箔が使われていますが、銀閣寺には銀箔は一切使われていないそうです。1994年には世界遺産にも認定されています。

2016年8月16日

散歩の途中にゴマダラカミキリを見つけました。指でつかむと『キイキイ』と威嚇音を出します。カミキリムシの名前の由来は、”結髪を元結の所から切る魔力があるという想像上の虫”とされ、”髪を切る虫”でカミキリムシと呼ばれるそうです。農林業などの害虫ですが、カブトムシやクワガタムシとは違ったかっこよさが有り、幼少時、夏休みの昆虫採集の定番でした。

2016年7月24日

~日本最小のトンボ、ハッチョウトンボを探しに~

中学生のころ、恩師から夏休みの宿題として、日本最小のハッチョウトンボを探すよう言われました。インターネットもない時代、たいした情報もなく野山を探し続けましたが見つかりませんでした。夏になると毎年この宿題がよみがえります。

ネットで検索すると、米原市の山室湿原という所にハッチョウトンボが生息していることがわかり、はやる気持ちを抑え、出かけてきました。

なかなか見つかりませんでしたが、湿原の野草にたたずむオスのハッチョウトンボ!! 生まれて初めてハッチョウトンボを見つけることができ大興奮でした。オスは鮮やかな赤色で、メスは腹部に白色と黄色と黒色の縞模様があります。日本最小のトンボで、1円玉(直径20mm)と同じくらいの大きさです。写真ではよくわかりませんが、ほんとに小さいです。
これで40年来の宿題を提出できそうです(笑)。

 

山室湿原の中に、スイレンが咲いていました。立札の説明には、花が未の刻(13時から15時)に咲くヒツジグサと記してありました。日本原産のスイレンの野生種で、なんと世界最小のスイレンだそうだす。

日本最小のトンボと世界最小のスイレン、見どころの多い山室湿原でした。

2016年7月18日

京都大原の三千院に行ってきました。産卵中の大きなトンボを見つけました。オニヤンマに似ていますが、ネットで調べると、どうもヤブヤンマという種類のようです。緑色の複眼と、体の黒と緑のコントラストがきれいです。

帰りの参道で、タマムシを見つけました。正確にはヤマトタマムシと言います。日本の甲虫の中で最も美しいと言われています。連れ合いは生まれて初めて見たようで、その美しさに少々興奮気味でした。ヤマトタマムシの羽は法隆寺の宝物、国宝『玉虫厨子』の装飾にも使われています。残念ながら、飛鳥時代から長い歳月がたち、現在ではタマムシの羽はほとんどが失われているそうです。

20016年7月10日

セミが鳴きだし、ニイニイゼミが桃の木にとまっていました。夏の初めに一番に聞こえてくるのがこのニイニイゼミの鳴き声です。アブラゼミやクマゼミももうすぐ鳴きだします。昔は虫取りを通じて、夏の移ろいを感じたものです。近頃の子たちは、あまり虫取りをしないと聞きます。虫取りでたくさんのことが学べるんですが・・・。

梅雨明け間近、暑い日が続きます。みなさん熱中症には十分に気を付けてください。

2016年6月25日

草津市立水生植物公園みずの森に行ってきました。スイレン展が開催されており、色とりどりのスイレンを楽しめました。古代エジプトでは神聖な花とされ、遺跡の壁画や彫刻にも多くのスイレンが描かれており、神への供物や髪飾りなどとして使用されていたそうです。公園内の『ロータスと美』のコーナーでも詳しく紹介されていました。一見の価値ありです。

2016年6月14日

アジサイの季節です。アジサイは日本が原産国で、古来から存在し、万葉集にも詠われているそうです。育つ土壌のpHによって色が変わります。元々はピンク色でそこにアルミニウムが混ざると青色に変化します。アルミニウムは酸性の土壌によく溶けるため、中性からアルカリ性の土壌ではピンク色に、酸性の土壌では青色になります。外国の土壌はアルカリ性のため、ピンク色のアジサイが多く、日本の土壌は酸性のため、青色のアジサイが多いそうです。一本の株に違う色の花が咲くことがありますが、アルミニウムを吸い上げる程度によって微妙に変化するそうです。

2016年6月5日

梅雨の季節です。タイサンボクの花が咲いていました。東洋的な印象ですが、北米原産で木が大きくならないと花をつけないそうです。この時期に次々と大輪の花を咲かせます。甘い香りがし、香水にも利用されるとか。横から見ると蓮の花にも似ています。なんとなく梅雨空が似合う花のように思います。

2016年5月29日

新緑の季節です。センダンの花が咲いていました。紫色の雄しべが特徴的です。寒くなると黄色い実をたくさんつけます。木は数珠玉に、実や樹皮は生薬に利用されるようです。

この季節、体調不良の方が多いです。熱中症にも注意が必要です。みなさん健康管理に気を付けて下さい。

2016年5月17日

京都の南禅寺界隈を散歩してきました。途中、以前から気になっていた『ねじりまんぼ』を初めてくぐりました。琵琶湖疎水のインクラインの土手の下にある歩行者用のトンネルです。長さは20メートルほどでしょうか。強度を増すためレンガをらせん状に配置して組まれているため、レンガがねじれて見えます。まんぼとは方言でトンネルの意味だそうです。明治時代の建造物で今でも頑丈に見えますが、全国に30か所ほどしか残っていないそうで、貴重なトンネルです。
このトンネルを抜けて、しばらく行くと南禅寺があります。

2016年5月10日

ゴールデンウィークに福井県のほうに旅行しました。鯖江市の西山公園を目指したのですが、つつじまつりが催されていて大混雑。予定を変更し、越前町にある総合植物園プラントピアを訪れました。そこでハンカチの木を生まれて初めて見ました。花を包む二枚の白い苞葉が、そよ風にゆらゆら揺れてハンカチを振っているように見えます。花をつけるまで10年から15年位かかるらしく大変珍しい木です。

広大な植物園でしたが、入場者はほとんどなく、のんびりと植物観察ができました。小川のトンボものんびりとしていて警戒心がなく、近づいてもなかなか逃げようとしませんでした。

2016年5月1日

トチノキの花が咲き始めました。秋には実がつき、とち餅などに利用されますが、縄文時代から食用にされていたそうです。幼少時に読んだ、児童文学の『モチモチの木』はこのトチノキだそうです。『モチモチの木』に登場する木は、登場人物の弱虫な豆太と同じように、子供心に怖いイメージを持っていましたが、きれいな花を咲かせるものです。

何十年かぶりに『モチモチの木』を読んでみました。その中で、おじいさんが豆太に言った言葉が印象的でした。『自分で自分をよわむしだなんて思うな。にんげん、やさしささえあれば、やらなきゃならねえことは、キッとやるもんだ。』児童文学からもいろいろ学べるものです。

 

2016年4月24日

八重の山吹がきれいに咲いていました。この花を見るたびに、幼少時によく使ったクレヨンの中に、やまぶき色が有ったことを思い出します。恥ずかしながら当時は、やまぶ黄色だと思っていました。八重の山吹は雄しべが花弁に変化し、雌しべも退化しているため実を結ばないそうです。このため人に山吹を贈ることは、避けたほうが良いともききます。

 

2016年4月17日

当院の玄関にあるハナミズキの花が今年もきれいに咲きました。正式名はアメリカヤマボウシと言います。街中の街路樹としてもよく見かけます。1912年に日本からアメリカ合衆国に贈られた桜(ソメイヨシノ)のお礼に1915年にアメリ合衆国から日本に贈られたのが日本での植栽の始まりだそうです。

先週の日記でご紹介した、御衣黄桜。散り頃を迎え、花の中心が赤く変化してきました。カナダからの観光客が ~yellow cherry blossoms ! ~ と驚いていました。

2016年4月10日

ソメイヨシノの季節が終わって、遅咲きの桜が見頃です。近所の御衣黄桜(ギョイコウサクラ)を見てきました。花が緑色の桜です。まだまだ、ちらほら咲きでした。遠くから見ると葉っぱの緑に埋もれて、花が咲いているようには見えません。花が咲いたときは緑色ですが、徐々に薄い黄色になり、やがて中心部が赤くなります。江戸時代に京都の仁和寺で栽培されたのが始まりだそうです。

2016年4月3日

土筆(つくし)が顔を出していました。いよいよ春の訪れです。田舎育ちの私は幼いころ、この季節になると野山を散策し土筆をよく採取したものです。袴をとって、祖母や母が佃煮にしてくれました。あまりおいしいと思った記憶はありませんが・・・。最近の子供たちはこういった経験をするのでしょうか。知らない子は、土筆が周囲のスギナと地中でつながっているなど想像すらできないのでしょうね。

 

2016年3月27日

陽気につられ哲学の道を散策してきました。桜も咲き始め、鶯も鳴いていました。午前中の早い時間だったのですが、途中から外国人の観光客が増えてきました。そばを流れる小川に泳ぐ大きな鯉が珍しいらしく、鯉を撮影する外国人もちらほら。白人の女性が私に手招きして鯉を教えてくれました。

ボケの花がきれいに咲いていました。こんなきれいな花を咲かせるのに、どうしてボケなのか調べてみました。ボケは果実が瓜に似ていることから、木になる瓜で『木瓜(もけ)』とよばれ、その後ボケに変化したそうです。あまり納得のいく由来ではありませんでした。

2016年3月21日

散歩中、きれいな花が咲いていました。調べてみると『ゆきやなぎ』という品種でした。白い小さな花ですが、少し離れて眺めると枝に雪が積もったようで風情があります。毎年、桜のころに咲くようです。

梅の花がまだきれいです。今日は気候も良く、愛犬も春の陽気にくつろぎ、なかなか動こうとしませんでした。今週は寒の戻りがあるようで、コートはまだ手放せません。体調管理に気を付けてください。

2016年3月13日

2月21日にご紹介した、木蓮の花が咲きつつあります。後に分ったのですが、正確には白木蓮(ハクモクレン)と呼ぶそうです。春はもうすぐです。

インフルエンザの患者さんは、少し減りつつあります。ワクチン接種の有無にかかわらず、症状の軽いインフルエンザの方がおられます。熱のない方もおられます。インフルエンザの診療の難しい所です。どうかなと思ったら受診してください。

2016年3月8日

すっかり春めいてきました。花粉の飛散量も増え花粉症の方が急増中です。花粉の飛散量は平年より少なめですが、昨シーズンよりは多くなる予想が出ています。花粉症の方は外出を控えめにし、外出時にはマスクなどをし、帰宅時には玄関先で花粉をはらいましょう。うがいや洗面も大切です。

 

2016年2月29日

犬の散歩中、梅の花にメジロが群がっていました。ご存知のように、メジロは名前の由来となっている目の周りの白い輪が特徴的で、英名でもwhite-eyeと呼ばれるそうです。メジロは枝などに押し合うように並んで止まる習性があり、ここから転じて、多くの人や物が混み合って並ぶことを『目白押し』と言う様になったそうです。知らなかったです。

メジロが素早く木々を移動するため安物のデジカメではうまく写真が撮れませんでした。私の周囲にはメジロを撮影しようと高そうなカメラを構える人々が、目白押しでした。

2016年2月21日

近所の木蓮がつぼみを膨らませています。毎年春に白いきれいな花を咲かせます。木蓮のつぼみは、日当たりのよい南側が早く成長し膨らみ、先端が北を向くそうです。コンパスフラワーと呼ばれ、野山で道に迷ったときに木蓮のつぼみの向きが参考になるとのことです。まさに自然の方位磁石です。ちなみに右の画像は西の方向を向いて撮影しています。

インフルエンザが流行中です。今年は例年と違って流行が遅く始まりました。A型、B型ともに流行中です。今年のB型は消化器症状が強いように感じます。皆さん健康管理には気を付けてください。

2016年2月14日

今日は春の陽気でした。日本各地で春一番が観測されたようです。春一番が吹いた日は気温が上昇し、翌日は冬型の気圧配置となり、寒さが戻ることが多いとされています。皆さん健康管理にご注意ください。

梅の花が見ごろを迎えています。よく桜と比較されますが、寒い時期に、凛と咲く梅の花のほうが私は好みです。

梅干しは、昔から「番茶梅干し医者いらず」と言われ、疲労回復、免疫力アップ、抗菌作用などいろいろな効能が言われています。塩分に気を付けて上手に摂取しましょう。

2016年2月7日

2月3日は節分でした。我が家でも、節分イワシをいただきました。イワシにはDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)が豊富に含まれています。これらは動脈硬化を予防し、動脈硬化に伴って発症する脳梗塞や心筋梗塞といった病気の予防にも効果的です。実際、DHAやEPAを多く含む魚や海獣を主食とし、野菜の育たない北極圏に住むイヌイットの人々は、動脈硬化の進行が遅く、心筋梗塞にもほとんどならないそうです。

近年日本では魚離れが進んでいます。積極的に魚を食べ、動脈硬化の進行を抑えたいものです。

2016年1月31日

近所の蝋梅が見頃です。黄色い花を咲かせ、とても良い匂いがします。その香りの主成分には、鎮静作用、精神安定作用などのアロマセラピーの効果があるそうです。名前の由来は、花が蝋細工のような光沢と質感をもち、梅に似た花を咲かせるというのが一つの説だそうです。確かに、匂いをかいでみると気分が落ち着きますし、触ってみると蝋のような感じがします。

2016年1月24日

今季一番の強い寒気、奄美大島では1901年2月12日以来、115年ぶりに雪が観測されたそうです。記録が残っていることにも驚かされます。1901年の出来事をウィキペディアで検索すると、ノーベル賞が創設された年で、その第1回の医学生理学賞の候補に北里柴三郎博士の名が有ったようです。賞には縁遠い院長ですが、日本人として少しだけ誇らしく思いました。ちなみに第1回の物理学賞はX線を発見した、かのレントゲン博士です。

2016年1月21日

昨日は大雪でした。毎年、医院の駐車場に積もった雪かきを1~2回しなくてはなりません。昨日の雪は水分の少ない軽い雪でしたが、軽い腰痛となってしまいました。

本日、インフルエンザB型の患者さんが受診されました。軽い消化器症状もあり、典型的なインフルエンザB型でした。今年はインフルエンザの患者さんは例年に比べて極端に少なく、滋賀県全域でも昨年の10分の1程度、草津市では20分の1程度です(滋賀県感染症情報を参考にしました)。安心はできませんが、このまま余り流行しなければ良いのですが…。

2016年1月16日

本日、なかの医院のホームページを公開しました。まだまだ出来の悪いホームページですが、少しでも皆さんのお役に立てるよう、改善しつつ情報発信してゆきます。よろしくお願いします。

来週には一段と寒くなるようです。インフルエンザも流行しそうです。皆さん健康管理には充分に気を付けてください。うがい、手洗い、せきエチケット、外出時のマスクを忘れずに・・・。

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