ワクチン接種

毎年１０月上旬から接種開始しております。抗体ができるまでに３～４週間かかると言われており、インフルエンザの流行を考えると12月中旬までに接種されることをおすすめします。

インフルエンザワクチンはインフルエンザを予防するためのワクチンではなく、症状を軽くするためのワクチンと理解してください。

B型肝炎の発症を抑えるワクチンです。３回の接種が必要です。

１９９２年にWHOはすべての出生児に接種することを推奨しました。現在、日本では残念ながら任意接種です。平成２８年秋から定期接種となる見込みですが、公費で接種できるのは『０歳児のみ』とされています。

これまで日本に多かったウイルス型は感染しても自然と治ることが多かったのですが、最近は１０～２０％がキャリア化するといわれている欧米型のB型肝炎ウイルスが、グローバル化に伴い日本にも入ってきており問題となりつつあります。

当院でのＢ型肝炎ワクチンの接種対象者は、ＨＢｓ抗原陽性者（キャリア）を配偶者とする方、キャリアと同居する方、医療従事者が主ですが、上記のような状況を踏まえ、すべての希望者に接種可能です。

肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌による肺炎などを予防し、重症化することを防ぎます。

肺炎球菌ワクチンは

• ６５歳以上の方
• 養護老人ホームや長期療養施設に居住されている方
• 慢性の病気をお持ちの方
• 感染症にかかりやすい状態にある方

などの方に接種が推奨されています。

高齢者の方には、予防接種法により、自治体での定期接種が行われており、公費助成が受けられます。但し、公費助成が受けられるのはお一人様1回です。

1回目の接種から5年以上経過後に2回目の接種が可能です。