超音波エコー検査やピロリ菌診療から高血圧症や高脂血症など生活習慣病の診療まで丁寧に診察。草津市で内科・消化器内科をお探しなら「なかの医院」へ。
お気軽にお問合せください
077-566-5123
最近注目されている帯状疱疹とワクチンについてお知らせします。
帯状疱疹とは
幼少時に感染した水ぼうそうのウイルスが体内に潜伏しており、ストレスや体調不良などで免疫力が低下した際に帯状疱疹を発症します。ピリピリした痛みから始まり局所的に帯状に水疱や発赤が出現します。治療が遅れると帯状疱疹後神経痛と言って痛みが長く続くことがあり生活に支障をきたします。また、帯状疱疹が発生する場所によっては、顔面神経麻痺や失明を引き起こすこともあり侮れません。日本人では80歳までに3人に1人の方が帯状疱疹を発症するといったデータもあります(私の個人的な印象ではそこまで多くはない印象ですが・・)。新型コロナウイルスワクチン接種後にも帯状疱疹を発症される方が増えているとの報告もあるようです。
帯状疱疹ワクチンについて
帯状疱疹の発症予防のためのワクチンがあります。50歳以上の方が対象です。当院でもワクチン接種可能です。
帯状疱疹のワクチンには①ビケンと②シングリックスの2種類あって、それぞれに一長一短があります。
①ビケン
・弱毒化生ワクチン
・発症予防効果50%
・帯状疱疹後神経痛30%軽減
・接種回数1回
・料金(8,000円)
・副反応 注射部位の疼痛・腫れ、倦怠感
・効果持続期間 5年程度
・利点 価格が安い 副反応が軽い
・欠点 シングリックスより効果が劣る
②シングリックス
・不活化ワクチン
・発症予防効果97%
・帯状疱疹後神経痛88%軽減
・接種回数2回(1回目のおよそ2ヵ月後に2回目接種)
・料金(2回で44,000円)
・副反応 注射部位の疼痛・腫れ、倦怠感、頭痛
・効果持続期間 9年以上
・利点 効果が高い
・欠点 価格が高い 副反応がビケンに比べやや強い
おおまかに以上のような違いがあります。ご希望者それぞれの状況により選択して頂くことになりますが、各ワクチンそれぞれに接種できない場合があります。詳しくはご相談ください。
65歳以上の方には草津市・栗東市から帯状疱疹ワクチン費用の助成金制度があります。
草津市在住の方
栗東市在住の方
お気軽にお問合せください
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ◯ | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × | × |
午前:9時から12時
午後:4時から7時
木曜・土曜午後
日曜・祝日・お盆・年末年始
077-566-5123
滋賀県草津市平井1-15-26
JR草津駅西口から徒歩15~20分